WO1994027466A1

WO1994027466A1 - Appareil d'hygiene buccale

Info

Publication number: WO1994027466A1
Application number: PCT/JP1994/000825
Authority: WO
Inventors: Tomohisa Sugimoto; Tsuguo Matsui; Seiji Kita
Original assignee: Sunstar Kabushikigaisha
Priority date: 1993-05-27
Filing date: 1994-05-24
Publication date: 1994-12-08
Also published as: CA2163752C; EP0704180A4; CA2163752A1; DE69431203T2; AU6658694A; US5718667A; DE69431203D1; EP0704180A1; EP0704180B1; TW246639B

Description

明細書

穽明の名称

口腔内衛生装置

技術分野

本発明は、携帯用の電動歯間ブラシや電動歯ブラシや電動齒肉マッサージなどの口腔内衛生装置に関する。

背景技術

従来から、電動歯ブラシや電動歯間淸掃ブラシとして、略円筒伏のホルダ部材の一端に齒間淸掃ブラシゃ歯ブラシを着脱可能に取付け、ホルダ部材内に電動モ一夕及びそれを駆動する電池を装着し、 *ルダ部材の他端部をキャップ部材で液密状に密閉し、電動モータの回転軸に偏心錘を固定して、僞心錘の回転時における振動でホルダ部材を介して歯間清掃ブラシへ振動を付与するものが各種提案されている。

通常、電動歯ブラシや電動歯間清掃ブラシは、洗面所などで使用される関係上 +分な水密性が要求されており、例えば、図 2 8に示すように、ホルダ部材 1 0 0の雄螺子部 1 0 1にキャップ部材 1 0 2の雌螺子部 1 0 3を螺合させるとともに、雄螺子部 1 0 1の基端部にシールリング 1 0 4を装着し、ホルダ部材 1 0 0 に対してキャップ部材 1 0 2を ffiじ込むことで、シールリング 1 0 4がキャップ部材 1 0 2の先端部に圧接されて、两者間がシールされるように構成するとともに、電動モー夕への拾電のため、電池 1 0 5の正棰を電動モータの一方の端子に直接的に接練し、電動モータの他方の端子を帯扳状の配鎳プレート 1 0 6などを介してホルダ部材 1 0 0の開口部付近まで延長し、電池 1 0 5の負極をキャップ部材 1 0 2に内装されたスプリング端子 1 0 7に接続し、スブリング端子 1 0 7 に接続された蒂板状の接皖プレート 1 0 8を E線ヅレート 1 0 6とホルダ部材 1 0 0の周壁部間に装着してスプリング端子 1 0 7を配線ブレート 1 0 6に電気的に接粽するとともに、この給電回路の途中部にスィッチを介装し、スィッチの操作により電動モータを铤動するように構成してある。

ところで、前記 S動歯ブラシや電動歯間淸掃プラシでは、キャップ部材が多少緩んだ状態でも、給 S回路が結線されており、スィッチを操作すると電動乇ータが駆動するので、キャップ部材が緩んでいることに気がつかないで使用して、ホルダ部材内に水等が侵入し、電動モータや電池や配線などが腐食するという問題がある。

また、緩んでいるのに気付かずにスィッチを O F F操作した後、本体全体を淸掃するため水洗いをしたり或いは歯磨き水などで濡れたまま放置されることがある。このような時に、内部に水が侵入し、 E線プレートや電動モー夕や電池の腐食を誘発し、故障の原因となっているほか、歯磨き水の固化によってキャップ部材の螺子部が緩まなくなり、キヤップ部材を開閉できなくなるという問題が発生することがある。

また、前 d電動歯間清掃ブラシにおいては、キヤップ部材側にスプリング端子を取付けてあり、例えば、上面に爪部を有する円板状の固定部材を設け、この固定部材の爪部にスプリング端子の基端部を保持させた状態で、スプリング端子を固定部材とともにキヤップ部材の奥端部に装着して固定してあるので、部品点数が增えるとともに、キヤッブ部材に対するスプリング端子の取付けが大変煩雑になる。

—方、前記歯ブラシや歯間清掃ブラシなどの口腔内衛生具を、ホルダ部材に対して着脱可能に-取付けるため、通常、口腔内衛生具には軸部が設けられ、この軸部の一端部に嵌合孔を形成し、この嵌合孔をホルダ部材に形成した突出部に嵌合させて口腔內衛生具をホルダ部材に着脱可能に固定したり、軸部の基端部をホルダ部材に形成した有底円筒状の保持部に差し込んで、口腔内衛生具をホルダ部材に着脱可能に固定してある。また、保持部に軸方向向きの複数のスリツトを形成し、保持部の先端が拡縮するように構成して、軸部の外径の寸法誤差を吸収するとともに、保持部の奥端面に付着した歯磨き粉の清掃を容易にしたものもある。ところが、前記のように保持部にスリットを形成する場台、スリットの長さを大きくすると、軸部に対する保持力が低下することから、スリツトを保持部の奥端面付近まで設けることが困難で、スリツトを設けた場合でも、保持部の奥端面に付着した歯磨き粉を、まだ十分効率的に清掃出来るとはいえない。

本考案の目的は、キヤップ部材の锾みによるホルダ部材内への水等の侵入を未然に防止し、スプリング端子の組付けを簡単化し、口腔内衛生具の保持部への取付強度を十分に確保しつつ、保持部の奥端面の清掃が容易な口腔内衛生装置を提供することである。

発明の開示

請求項 1に係る口腔内衛生装置は、内部に電池を収容可能なホルダ部材であつて、一端部にホルダ側螺子部が形成され、他端部が液密状に閉鎖されたホルダ部材と、前記ホルダ部材の他端部に着脱可能に取付けられた口腔内衛生具であって、軸部の先端に歯ブラシゃ歯間清掃ブラシゃ歯肉マッサージ具や歯肉の乳頭マッサージ具などを設けた口腔内衛生具と、前記ホルダ部材の他端部内に収容され、ホルダ部材を介して口腔内衛生具を加振する振動発生手段と、前記ホルダ側螺子部に螺合するキャップ側螺子部を有し、ホルダ部材の一端部に着脱可能に取付けられてホルダ部材の一端の開口部を閉鎖するキヤッブ部材と、前記ホルダ部材またはキヤップ部材の一方における両部材の嚙合端開放側の部分に装着され、ホルダ部材に対するキヤップ部材の螺じ込み後期から螺じ込み完了までの所定角度の IS囲内においてキヤップ部材またはホルダ部材に圧接されてホルダ部材とキヤッブ部材間をシールするシールリングと、前記ホルダ部材とキャップ部材とに夫々設けられ、ホルダ部材に対してキヤップ部材を螺合させることで相互に接近し、前記所定角度の範囲内において接触して振動発生手段への給電回路を閉じるホルダ側接触片及びキヤッブ側接触片とを備えたものである。

精求項 1に係る口腔内衛生装 Sにおいては、ホルダ部材またはキヤッブ部材に装着されたシールリングが、ホルダ部材に対するキヤッブ部材の螺じ込み後期から蜞じ込み完了までの所定角度の範囲内においてキヤップ部材またはホルダ部材に圧接されて、ホルダ部材とキャップ部材間がシールされ、この所定角度の範囲内において、ホルダ部材に設けられたホルダ側接触片がキヤップ部材に設けられたキヤッブ側接触片に接触して振動発生手段への給電回路が閉じられ、振動発生手段の電動モータ等が駆動され、ホルダ部材を介して口腔内衛生具が加振される。つまり、キャップ部材をホルダ部材に対して前記所定角度の範囲内まで螺じ込んで、シールリングでホルダ部材とキヤップ部材間が確実にシールされるまでは、給電回路が閉じられず、電動モータ等を駆動することが出来ないので、これにより使用者に対してシールが確実にはなされていないことを知らせることになり、必然的にシールが不確実な状態では使用できないことになる。

また、シールリングをホルダ部材またはキヤップ部材の一方における両部材の嚙合端開放側の部分に装着してあるので、シールリングによりホルダ側螺子部とキヤップ側螺子部の嚙合部分への歯磨き水等の侵入を確実に防止することが可能となる。

請求項 2に係る口腔内衛生装置は、請求項 1に記載の装置において、前記ホルダ側接触片とキヤップ側接触片とで給電回路のスィッチの接触子を構成し、キャッブ部材を前記所定角度の範囲内にお、て回転操作することで、給電回路を閉じた状態と開いた状態とに切換えるように構成したものである。

睛求項 2に係る口腔内衛生装置においては、所定角度の範囲内においてキヤッブ部材を回転操作することで、ホルダ部材とキヤッブ部材間を確実にシールした状態で、給電回路を閉じた状態と開いた状態とに切換えることが可能となる。請求項 3に係る口腔内衛生装置は、請求項 1に記載の装置において、前記ホルダ部材またはキヤッブ部材に給電回路を閉じた状態と開いた伏態とに切り換えスィッチを設けたものである。

請求項 3に係る口腔内衛生装置においては、ホルダ部材とキヤッブ部材間を確実にシールした状態でないと、スィッチを操作しても給電回路を閉じることが出来なくなり、使用者に対してシールが確実になされていないことを知らせることが可能となる。

請求項 4に係る口腔内衛生装闉は、請求項 1に記載の装置において、前記ホルダ側螺子部とキヤップ側螺子部間にその軸方向への遊びを設けるとともに、電池の一方の電極に圧接されるスプリング端子を設け、このスプリング端子の付勢力でキヤップ部材をホルダ部材とは反対側へ付势したものである。

猜求項 4に係る口腔内衛生装置においては、ホルダ側接触片とキヤッブ側接触片が接触する直前までキャップ部材をホルダ部材に対して螺じ込み、この状態で、キャップ部材を押し操作すると、給電回路が閉じられ、キャップ部材の押し操作を中断すると、スプリング端子の付勢力でホルダ側接触片がキャップ側接触片から離れて、給電回路が開いた状態となる。

猜求項 5に係る口腔内衛生装置は、内部に電池を収容可能なホルダ部材と、前記ホルダ部材の一端部を液密状に閉鎖可能なキヤッブ部材と、軸部の先端に歯ブラシゃ歯間清掃ブラシゃ歯肉マッサージ具ゃ歯肉の乳頭マッサージ具などを設けた口腔内衛生具と、前記ホルダ部材の他端部を液密伏に閉鎖し且つ内部に口腔内衛生具の軸部の基端を保持可能な有底円筒状の保持部であって、先端から奥端面付近まで延びる第 1スリットと、先端から奥端面側へ延びる第 1スリットよりも短い第 2スリッ卜とが各々複数個形成された保持部と、前記ホルダ部材の他端部内に収容され、ホルダ部材を介して口腔内衛生具を加振する振動発生手段とを備えたものである。

請求項 5に係る口腔内衛生装置においては、口腔内衛生具の軸部の基部を保持部に差し込んで、口腔内衛生具をホルダ部材に固定し、この伏態で振動発生手段を駆動して、ホルダ部材及び保持部を介して口腔内衛生具を振動させることになる。一方、保持部には、第 1 スリツ卜及び第 2スリツ卜が各々複数個形成されているので、保持部の先端は、素材の弾性力により比較的大きく径方向へ拡縮することが可能となり、軸部の成形精度に比較的大きなバラツキがあっても、釉部を確実に保持して、口腔内衛生具の脱落を防止出来るとともに、第 1スリットを保持部の奥端面付近まで形成してあるので、保持部の奥端部に詰まった歯磨き粉等の清掃が容易になる。

請求項 6に係る口腔内衛生装置は、請求項 5に記載の装置において、前記保持部の先端近傍部の内周側に口腔内衛生具の轴郎の軸方向への移動を規制する係合突部を形成したものである。

請求項 6に係る口腔内衛生装置においては、前記保持部の先端近傍部の内周側に形成した係合突部が、口腔内衛生具の軸部に係合することで、口腔内衛生具の軸方向への移動が規制され、その脱落がより一層効果的に防止されるとともに、口腔内衛生具に対する振動の伝達効率を向上出来る。

請求項 7に係る口腔内衛生装置は、請求項 5又は 6に記載の装置において、前記口腔内衛生具の軸部の外周に第 1又は第 2スリッ卜に係合する突起または軸方向向きの突条を形成したものである。

«求項 7に係る口腔内衛生装置においては、口腔内衛生具の軸部の外周に形成した突起ゃ突条が、第 1又は第 2スリッ卜に係合することで、軸部を中心とした口腔内衛生具の回転が規制され、口腔内衛生装置の操作性がより一層向上する。請求項 8に係る口腔内衛生装置は、内部に電池を収容可能なホルダ部材であつて、一端が開口され、他端が液密状に閉鎖されたホルダ部材と、前記ホルダ部材の一端の開口部を液密状に閉鎖する有底円筒状のキャップ部材であって、奥端面の中央部に固定部が突山状に形成されたキヤッブ部材と、前記ホルダ部材の他端部に着脱可能に取付けられた口腔内衛生具であって、軸部の先端に歯ブラシゃ歯間清掃ブラシゃ歯肉マッサージ具や歯肉の乳頭マッサージ具などを設けた口腔内衛生具と、前記ホルダ部材の他端部内に収容され、ホルダ部材を介して口腔内衛生具を加振する振動発生手段と、前記ホルダ部材の内壁面に沿って軸方向向きに延設され、一端がホルダ部材の一端部付近に配置され、他端が振動発生手段に電気的に接続されたホルダ側接触片と、前記固定部に取付けられたキヤップ側接触片であって、固定部に外嵌されホルダ側接触片に摺接可能な環状の鍔部と、鍔部から固定部の先端の前側へ延びる接触部とを有するキヤップ側接触片と、一端が振動発生手段に電気的に接続され、他端がホルダ部材内に収容された電池の一方の電極に当接可能に配置され、ホルダ部材にキャップ部材を取付けた状態で、他端が電池の一方の電極に圧接されるとともに電池の他方の電極をキヤッブ側接触片の接触部に圧接させるスブリング端子とを備えたものである。

»求項 8に係る口腔内衛生装置においては、振動発生手段にスプリング端子を取付け、キャップ部材に鍔部と接触部とからなるキャップ側接触片を設けてあるので、キャップ部材の構成を大幅に簡単化できるとともに、キャップ部材にスプリング端子を固定する場合と比較して、スプリング端子の組付作業を大幅に簡単化できる。

¾求項 9に係る口腔内衛生装置は、 If求項 8に記載の装置において、前記固定部が挿通する锷部の開口部に内側へ向けて突出し固定部に係合する係合突部を形成したものである。

請求項 9に係る口腔内衛生装置においては、固定部に対してキヤップ側接触片を圧入し、係合 ¾部を固定部の外周面に係合させることで、キャップ側接触片をキヤッブ部材に取付けることが可能となり、キヤップ側接片の組付けが一層容易になる。

請求項 1 0に係る口腔内衛生装置は、請求項 8に記載の装置において、前記固定部の先端部を跨いで接触部を設け、接触部の両側へ露出した固定部の部分を溶かして形成した偏平部を介して、キヤッブ側接触片をキヤッブ部材に固定したものである。

請^項 1 0に係る口腔内衛生装匳においては、固定部にキャップ側接触片を装着した状態で、接触部の両側へ露出した固定部の部分を溶かして偏平部を形成し、この偏平部によりキャップ側接触片の脱落を規制するので、キャップ側接触片をキヤッブ部材に対して容易に固定することが可能となる。

請求項 1 1に係る口腔内衛生装置は、一端部にホルダ側螺子部が形成され、内部に電池を収容可能なホルダ部材と、前記ホルダ部材の一端部に取付けられてホルダ部材の一端の開口部を閉鎖する有底円筒状のキヤップ部材であって、先端部にホルダ側螺子部に螺合するキヤッブ側螺子部が形成され、奥端面の屮央部に固定部が突出状に形成されたキヤッブ部材と、軸部の先端に歯ブラシや歯間清掃プラシや歯肉マッサージ具や歯肉の乳頭マッサージ具などを設けた口腔内衛生具と、前記ホルダ部材の他端部を閉鎖し且つ内部に口腔内衛生具の軸部の基端を保持可能な有底円筒状の保持部であって、先端から奥端面付近まで延びる複数の第 1 スリットと、先端から奥端面側へ延びる第 1スリッ卜よりも短い複数の第 2スリットとが形成された保持部と、前記ホルダ部材の他端部内に収容され、ホルダ部材を介して口腔内衛生具を加振する振動発生手段と、前記ホルダ部材またはキヤップ部材の一方における両部材の嚙合端開放側の部分に装着され、ホルダ部材に対するキヤッブ部材の螺じ込み後期から螺じ込み完了までの所定角度の範囲内においてキヤップ部材またはホルダ部材に圧接されてホルダ部材とキヤップ部材間をシールするシールリングと、前記ホルダ部材の内壁面に沿って釉方向向きに延設され、一端がホルダ部材の一端部付近に配置され、他端が振動発生手段に電気的に接続されたホルダ側接触片と、前記固定部に取付けられたキヤッブ側接触片であって、固定部に外嵌された環状の鍔部と、鍔部から固定部の先端の前側へ延びる接触部とを有し、ホルダ部材に対してキヤップ部材を螺合させることで鍔部がホルダ側接触片に接近し、前記所定角度の範囲内において鍔部がホルダ側接触片に接触して振動発生手段への給電回路を閉じるキヤップ側接触片と、一端が振動発生手段に電気的に接続され、他端がホルダ部材内に収容された電池の一方の電極に当接可能に配置され、ホルダ部材にキャップ部材を取付けた状態で、他端が電池の一方の電極に圧接されるとともに電池の他方の電極をキヤップ側接触片の接触部に圧接させるスプリング端子とを備えたものである。

請求項 1 1に係る口腔内衛生装置においては、請求項 1と同様に、シールリングでホルダ部材とキヤップ部材間が確実にシールされるまでは、給電回路が閉じられず、振動発生手段を駆動することが出来ないので、これにより使用者に対してシールが確実にはなされていないことを知らせることになるとともに、シールリングによりホルダ側螺子部とキヤッブ側螺子部の嗨合部分への歯磨き水等の侵入を確実に防止することが可能となる。また、請求項 5と同様に、保持部には、第 1 スリツト及び第 2スリツ卜が各々複数個形成されているので、保持部の先端は、索材の弾性力により比較的大きく径方向へ拡縮することが可能となり、軸部の成形精度に比較的大きなバラツキがあっても、軸部を確実に保持して、口腔内衛生具の脱落を防止出来るとともに、第 1スリットを保持部の奥端面付近まで形成してあるので、保持部の奥端部に詰まった歯磨き粉等の清掃が容易になる。更に、铕求項 8と同様に、振動発生手段にスプリング端子を設け、キヤップ部材に锷部と接触部とからなるキヤッブ側接触片を設けてあるので、キヤップ部材の構成を大幅に簡単化できるとともに、キヤップ部材にスプリング端子を固定する場合と比較して、スプリング端子の組付作業を大幅に簡単化できる。

図面の簡単な説明

図 1は電動歯間清掃ブラシの縦断面図、図 2は電動歯間清掃ブラシの要部縦断面図、図 3はキャップ部材及びそれに内装される部材の斜視図、図 4はシール開始位匱における図 2相当図、図 5は給電回路を O N状態に操作したときにおける図 2相当図、図 6はホルダ部材の保持部付近の斜視図、図 7 保持部及び軸部の変形例を示す保持部付近の縦断面図、図 8は雄螺子部及び雌螺子部の変形例を示す要部縦断 ώ·図、図 9は第 1別実施例に係る罨動歯間清掃ブラシの図 2相当図、図 1 0は第 1別実施例の電動歯間淸掃ブラシの雄螺子部及び雌螺子部の変形例を示す要部縱断 ώ図、図 1 1は第 2別実施例に係る電動歯間清掃ブラシの図 1相当図、図 1 2は第 2別実施例に係る霍動歯間清掃ブラシの図 2相当図、図 1 3は図 1 2の Χ ΠΓ— Χ ΠΙ線断面図、図 1 4は第 3別実施例に係る電動歯間清掃ブラシの図 9相当図、図 1 5は第 3別実施例に係る電動歯間清掃ブラシのキャップ部材の変形例を示す図 1 4相当図、図 1 6はキヤップ側接触片の変形例を示す斜視図、図 1 7はキヤッブ側接触片の変形例を示す斜視図、 1 8はキヤッブ側接触片の変形例を示す図 1 4相当図、図 1 9は口腔内衛生具としての歯ブラシの斜視図、図 2 0は口腔内衛生具としての乳頭マッサージ具の斜視図、図 2 1は口腔内衛生具としての歯肉マッサージ具の斜視図、図 2 2は口腔内衛生具としてのフロスュ二ッ卜の斜視、図 2 3は歯間清掃ブラシの振動形態の説明図、図 2 4は図 2 3 の A矢視図、図 2 5は曲げた状態での歯間清掃ブラシの振動形態の説明図、図 2 6は図 2 5の B矢視図、図 2 7は保持位置と振動数の関係などを示す説明図、図 2 8は従来技術に係る電動歯間清掃ブラシの要部縦断面図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、本考案の実施例について図 ώ'を参照しながら説明する。

本実施例は、携帯用電動歯間ブラシに本考案を適用した場合のものである。図 1に示すように、携帯用電動歯間清掃ブラシ 1は、液密電池ホルダ 2に振動発生手段 3及び電池 4を内装した本体装置 5と、本体装置 5の左端部に着脱可能に取付けられる口腔内術生具としての歯間清掃ブラシ 6とを備えている。但し、前記歯間清掃ブラシ 6に代えて後述する替え瘛ブラシ 9 0や歯肉の乳頭マッサ一ジ具 9 1や歯肉マッサ一ジ具 9 2ゃフロスュニット 9 3などの口腔内衛生具を本体装置 5に取付けてもよい。

前記液密電池ホルダ 2は、，振動発生手段 3及び電池 4を収容する略円筒状のホルダ部材 1 0と、ホルダ部材 1 0に着脱可能に取付けられるキャップ部材 2 0と、振動発生手段 3への給電回路を構成する配線手段 3 0とを備えている。尚、前記ホルダ部材 1 0及びキヤップ部材 2 0は絶縁性を有する合成樹脂材料で構成されている。

前記ホルダ部材 1 0は、図 1 ·図 2に示すように、左端近傍部が閉鎖された有底円筒状の部材で、ホルダ部材 1 0の左端部には歯間清掃ブラシ 6を着脱可能に保持するための保持部 1 1が形成され、ホルダ部材 1 0の右端近傍部の内壁部には雌螺子部 1 2が形成され、ホルダ部材 1 0の右端部には内周面が雌螺子部 1 2 よりも大径のシール面 1 3を有するシール部 1 4が形成されている。

前記キャップ部材 2 0は、図 1〜図 3に示すように、右端が閉鎖された略円筒伏の部材で、キヤップ部材 2 0の左部には雌螺子部 1 2に螺合する雄螺子部 2 1 が形成され、この雄螺子部 2 1は左右方向向きに延びる 1対のスリット 2 2を介して 2分割され、雄螺子部 2 1の右側（雌螺子部 1 2と雄螺子部 2 1 との嚙合端の開放側）には雄螺子部 2 1よりも大径の取付部 2 3が形成され、取付部 2 3にはシール面 1 3に液密状に圧接されるシールリング 2 4が装着され、キャップ部材 2 0の右部にはキヤップ部材 2 0を回転操作するための取付部 2 3よりも大径の把持部 2 5が形成されている。

前記振動発生手段 3は、図 1に示すように、ホルダ部材 1 0の左端近傍部に内装された電動モータ 7と、電動モ一夕 7の左方へ突出状に延びる回転軸 7 aに固定された偏心錘 8とを備え、偏心錘 8の遠心力をホルダ部材 1 0に作用させて歯間清掃ブラシ 6を振動させるものである。

前記配線手段 3 0について説明すると、図 1〜図 3に示すように、電動モータ 7の右端部には電池 4の正極に当接するカップ伏接触片 3 1が回転軸 7 aをうように設けられ、カップ状接触片 3 1は電動モータ 7の一方の端子に接続され、ホルダ部材 1 0の内壁部には左右方向に延びる溝部 3 2が形成され、溝部 3 2内には電動モータ 7の他方の端了'に接铳された帯板伏のホルダ側接触片 3 3が装着され、ホルダ側接触片 3 3の右端部はシール部 1 4内に延びてシール部 1 4と雌螺子部 1 2間の環状段部 3 4に係止されている。

前記キャップ部材 2 0の雄螺子部 2 1の基端部には略円板状のキャップ側接触片 3 5が固定され、キャップ側接触片 3 5の外周部はホルダ側接触片 3 3の左端部に対向配置され、雄螺子部 2 1内には略中央部側が拡径したコイルパネからなるスブリング端子 3 6が収容され、スプリング端子 3 6の途中部は雄螺子部 2 1 の左端近傍部に固定された係止片 3 7を介して係止され、スブリング端子 3 6の右端部はキヤッブ側接触片 3 5に電気的に接続され、スプリング端子 3 6の左端部は係止片 3 7に形成された挿通孔 3 7 aを通って左方へ突出されて電 4の負極に圧接されるように配置されている。前記ホルダ側接触片 3 3とキヤッブ側接触片 3 5とで給電回路のスィッチの接触子が構成され、図 4に示すように、キャップ側接触片 3 5の左端面とシールリング 2 4の中心間の距離 L 1は、ホルダ側接触片 3 3の右端面とシール部 1 4の左端面間の距離 L 2よりも小さく設定され、キヤップ部材 0をホルダ部材 1 0 に螺じ込んで、シールリング 2 4がシール部 1 4に内嵌されてその外周面がシール面 1 3に圧接された状態で、ホルダ側接触片 3 3とキヤップ側接触片 3 5とは隙間 L 3を隔てて配置され、図 5に示すように、キャップ部材 2 0をホルダ部材 1 0に更に螺じ込むことで、キャップ側接触片 3 5がホルダ側接触片 3 3に圧接されて給電 IE]路が閉じられ、電動モータ 7が回転駆動される。

ここで、前 iriキャップ部材 2 0を転操作してキャップ側接触片 3 5とホルダ側接触片 3 3とを接触，離間させるのに必要な操作角度、つまり、袷電回路を 0 NZ O F F切り換えるのに必要な操作角度は、モニターテストの結果、 9 0 ° 〜 1 5 0。であることが判り、隙間し 3は両螺子部のピッチに 1 5 0。 3 6 0。を乗じた数値よりも大きく、好ましくは操作角度を 3 6 0〜4 5 0 ° 以上に設定した場合の数値以上に設定されている。即ち、 L 3 + L 1が L 2を越えない範囲で、 L 3をできるだけ大きく設定することによって、シール効果の範囲を広げることが出来る。

前記保持部 1 1は、図 1、囟 6に示すように、ホルダ部材 1 0の左端部を閉鎖するようにホルダ部材 1 0に一体的に形成された有底円筒状の部材で、左端側程縮小するコーン状に形成され、保持部 1 1の左部には 1対の第 1スリット 7 0と 1対の第 2スリット 7 1とが阇 4等分位置に交互に形成され、第 1スリット 7 0は保持部 1 1の左端からその奥端面付近まで形成され、第 2スリット 7 1は保持部の左端から保持部 1 1の途中部まで形成され、保持部 1 1の左部には両スリット 7 0、 7 1により 4つの保持爪 7 2が形成されている。但し、前記両スリット 7 0、 7 1は前記以外の個数形成してもよい。

前記歯間清掃ブラシ 6は、図 1に示すように、保持部 1 1に着晩可能に取付けられる合成樹脂材料や合成ゴム材料や金属材料などからなる軸部 6 aと、軸部 6 aから左方へ延びる歯間清掃用の植毛部 6 bとを備え、植毛部 6 bは鋼線に合成樹脂フィラメントを植設したもので、この鋼線の右端部を軸部 6 aの左端部に埋設して軸部 6 aに固定されている。

前記保持部 1 1においては、その肉厚さが奧端面側に行くにしたがって厚肉に構成してあり、しかも、第 2スリット 7 1を保持部 1 1の途中部までしか形成していないので、 4つの保持爪 7 2の基端部における強度を十分に確保することが可能となる。また、第 1スリット 7 0及び第 2スリット 7 1を形成してあるので、保持爪 7 2の先端は、素材の弾性力により径方向へ比較的大きく拡縮することが可能になる。このため、軸部 6 aの成形精度に比較的大きなバラツキがあっても、蚰部 6 aを強固に保持することが可能となり、歯間清掃ブラシ 6の脱落を効果的に防止出来る。更に、第 1スリット 7 0を保持部 1 1の奥端面付近まで形成してあるので、保持部 1 1の奥端部に詰まった歯磨き粉等の清掃が容易になる。ここで、図 7に示すように、前記保持爪 7 2の左端近傍部の内面に部分環状の係合突部 7 3を形成し、軸部 6 aの途中部に係合突部 7 3に係合する環状溝 6 c を形成してもよい。この場合には、係合突部 7 3と環状溝 6 cとの係合により、保持部 1 1に固定した歯間清掃ブラシ 6の脱落が効果的に防止され、硬質の合成樹脂材料や金属材料で軸部 6 aを形成した埸合でも、歯間清掃ブラシ 6の脱落が防止される。尚、軸部 6 aをエストラマーやゴム材料で構成する場合には、環伏溝 6 cを省略し、軸部 6 aの外周部に係合突部 7 3を食い込ませて、歯間清掃ブラシ 6の脱落を効果的に防止することが可能となる。

また、図 7に示すように、釉部 6 aの基端部に第 1スリット 7 0又は第 2スリット 7 1に係合可能な突条 6 dを突出状に !¾けてもよい。この場合には、歯間清掃ブラシ 6を保持部 1 1に対して回転規制した状態で取付けることが可能となり、歯間清掃ブラシ 6の操作性が向上する。尚、前記突条 1 6 dに代えて、突起を設けてもよい。

次に、前記電動歯間清掃ブラシ 1の作用について説明する。

ホルダ部材 1 0に対してキャップ部材 2 0を螺合させると、先ず、図 4に示すように、シールリング 2 4がシール面 1 3に圧接されてホルダ部材 1 0内に液密状にシールされ、更にキャップ部材 2 0を所定角度螺じ込むと、図 5に示すように、ホルダ部材 1 0内が液密状にシールされた伏態で、キヤッブ側接触片 3 5がホルダ側接触片 3 3に圧接されて給電回路が閉じられ、電動モータ 7が回転駆動されて歯間清掃ブラシ 6に振動が付与される。

—方、キヤッブ部材 2 0を逆方向に 9 0 ° 〜1 5 0 ° 回転操作すると、図 2に示すように、キャップ側接触片 3 5がホルダ側接触片 3 3から離間し、電動モ一タ 7が停止する。この時、シールリング 2 4はシール面 1 3に圧接した状態に保持されており、ホルダ部材 1 0内は液密状態に保持される。しかも、この状態において、キャップ部材 2 0は、シールリング 2 4がシール面 1 3に圧接されることによりその回転が規制され、不用意に回転して電動モータ 7が駆動されたり、キャップ部材 2 0が脱落したりすることが防止される。そして、次回からは、図 5に示す状態と図 2に示す状態とにキャップ部材 2 0を回転操作して切り換えて、給電回路を O NZ O F F切換えることになる。

このように、電動モータ 7への通電を O N Z O F F切換えるキャップ部材 2 0 の操作範囲内において、シールリング 2 4によりキヤッブ部材 2 0とホルダ部材 1 0間がシールされているので、ホルダ部材 1 0内を常時液密伏態に保持することが可能となる。しかも、電動歯間清掃ブラシ 1の使用時に、キャップ部材 2 0 が緩んでキヤップ部材 2 0とホルダ部材 1 0間が確実にシールされていない場合でも、電動モ一夕 7を駆動するためには、図 5に示すように、キャップ部材 2 0 を回転操作する必要があり、これによりキャップ部材 2 0とホルダ部材 1 0間がシールされるので、使用中におけるホルダ部材 1 0内への水等の侵入を確実に防止することが可能となる。また、キャップ部材 2 0が緩んだ状態において、水洗い等がなされたとしても、その緩み方がシールリング 2 4のシール効果が得られる範囲内の緩みならば確実に水等の侵入を防止することが可能となる。

更に、ホルダ側接触片 3 3に対してキャップ側接触片 3 5を接触 ·離間させることで、電動モータ 7への通電を O N / O F F切換えすることが可能なので、袷電回路のスィッチ構造を簡略化出来るとともにそのシール構造も簡略化出来、本体装置 5の構成を大幅に簡単化することが可能となる。

更にまた、シールリング 2 4により雌螺子部 1 2と雄螺子部 2 1の嚙合部分への歯磨き水等の侵入を確実に防止することが可能となり、両螺子部 1 2、 2 1の啮合部分で歯磨き水が硬化して、キャップ部材 2 0の回 fe操作が困難になるという不具合を防止出来る。

尚、前記シールリング 2 4は、キヤップ部材 2 0とホルダ部材 1 0間の摩擦抵抗を軽減するために、その硬度を軟らか目（硬度 5 0前後）に設定したり、その表面にテフロンなどの低摩擦剤をコーティングしてもよい。

尚、図 8に示すように、前記雄螺子部 2 1と雌螺子部 1 2間に遊び Gを設け、キヤッブ部材 2 0を電動モータ 7への通電直前位置まで嫘じ込んだ状態にし、キヤップ部材 2 0を押し操作することで、雄螺子部 2 1と雌螺子部 1 2間の遊び G を介してキヤッブ側接触片 3 5をホルダ側接触片 3 3に接触させて給電回路を閉じ、キャップ部材 2 0の押し操作を中断することで、スプリング端子 3 6のパネ力でキャップ部材 2 0を元の位置に復帰させて、キャップ側接触片 3 5をホルダ側接触片 3 3から離間させ、給電回路を開いた状態にしてもよい。

次に、前記電動歯間清掃ブラシ 1の構成を部分的に変更した第 1別実施例について説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。

この電動歯間清掃ブラシ 4 0は、図 9に示すように、基本的には、ホルダ部材 5 0に形成した雄螺子部 5 1に、キヤッブ部材 6 0に形成した雌螺子部 6 1を螺合させて、キヤップ部材 6 0をホルダ部材 5 0に取付けるように構成したものでのる。

前雄摞子部 5 1はホルダ部材 5 0の右端部に形成され、雄螺子部 5 1の基端近傍部にはシールリング 5 2が装着され、ホルダ側接触片 5 3の右端部は雄螺子部 5 1の右端邰に引っ掛けて固定されている。

キャップ部材 6 0は有底円筒状の部材で、キャップ部材 6 0の左端近傍部の内壁部には雄螺子部 5 1に螺合する雌螺子部 6 1が形成され、キヤッブ部材 6 0の左端部には内径が雌螺子部 6 1よりも人きなシール面 6 2を有するシール部 6 3 が形成され、キャップ部材 6 0の奥端部には円板伏のキャップ側接触片 6 4がホルダ側接触片 5 3に対向状に固定され、キヤップ側接触片 6 4には左方へ向けて縮径するコイルパネからなるスプリング端子 6 5が固定されている。

前記電動歯間 ¾掃ブラシ 4 0では、シールリング 5 2の中心とホルダ側接触片 5 3の右端部間の距離 L 1力シール部 6 3の左端部とキヤッブ側接片 6 4の左端面間の距離 L 2よりも短く設定され、キヤップ部材 6 0をホルダ部材 5 0に嫘じ込んで、シールリング 5 2をシールの左端部に圧接させた状態で、ホルダ側接触片 5 3とキヤップ側接触片 6 4間に隙間が形成されるように構成されている前記電動歯間清掃ブラシ 4 0においても、前記実施例と同様に、キヤップ部材 6 0とホルダ部材 5 0間をシールリング 5 2でシ一ルした状態で、電動モータ 7 を 0 N Z 0 F F切換え操作することが可能となり、使用時におけるホルダ部材 5 0内への水等の侵入を効果的に防止することが可能になるなどの、前記と同様の作用 ·効果が得られる。

尚、図 1 0に示すように、前記雄螺子部 5 1と雌螺子部 6 1間に遊び Gを設け、キヤッブ部材 6 0を電動モータ 7への通電直前位置まで螺じ込んだ状態にし、キャップ部材 6 0を押し操作することで、雄螺子部 5 1と雌螺子部 6 1間の遊び Gを介してキャップ側接触片 6 4をホルダ側接触片 5 3に接触させて給電回路を閉じ、キャップ部材 6 0の押し操作を中断することで、スプリング端子 6 5のバネ力でキヤップ部材 6 0を元の位置に復'滞させて、キャップ側接触片 6 4をホルダ側接触片 5 3から離間させ、給電回路を開いた状態にしてもよい。

尚、前記ホルダ部材 1 0、 5 0乂はキャップ部材 2 0、 6 0に周方向向きの長溝を形成し、キャップ部材 2 0、 6 0又はホルダ部材 1 0、 5 0に長溝に係合する係合突部を形成し、係合部材と長溝とでキャップ部材 2 0、 6 0の回動操作範囲を規制し、電動モータ 7への通電を O NZO F F切換えるための回動操作範囲外へのキャップ部材 2 0、 6 0の回動操作を規制することで、キャップ部材 2 0 、 6 0の回動操作に節度感を持たせるようにしてもよい。

尚、本実施例では、キャップ部材 2 0、 6 0の回転操作により給電回路をひ N Z O F F切換え'るように構成したが、給電回路に別途スィッチを設け、このスィツチの操作により給電回路を O NZ O F F切換えるように構成してもよい。次に、前記電動歯間清掃ブラシ 1の構成を部分的に変更した第 2別実施例について説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。

この ¾勳歯間淸掃ブラシ 8 0は、前記 ¾動歯間清掃ブラシ 1の配線手段 3 0の構成を変更したもので、この電動歯間清掃ブラシ 8 0に用いられる配線手段 3 0 Aは、図 1 1〜図 1 3に示すように、電動モータ 7の右端部の略中央部に電池 4 の正極に接触可能にスプリング端子 8 1が設けられ、スブリング端子 8 1の基端部は電動モータ 7の一方の端子に接続され、霪動モータ 7の他方の端子は前記実施例と同様に帯板状のホルダ側接触片 3 3に接铳されている。

前記キヤップ部材 2 0のスリット 2 2を省略したキヤップ部材 2 O Aの奥端面にはキャップ部材 2 0 Aの左端部よりも左方へ突出した円柱状の固定部 8 2が形成され、固定部 8 2の先端部にはキャップ側接触片 8 3が設けられている。

記キャップ側接触片 8 3は、 [≤1定部 8 2が揷通する開口部 8 3 aを有し、固定部 8 2の先端近傍部に外嵌され、固定部 8 2付近からキヤップ部材 2 0 Aの左端部の左側へ延びる環状の鍔部 8 3 と、固定部 8 2の左端の前側を跨いで設けられた帯状の接触部 8 3 cであって、鍔部 8 3 bの開口部 8 3 aに対応する部分をブレス成形により左方へ突出させて形成した接触部 8 3 cとから一体的に形成され、接触部 8 3 cの両側へ露出した固定部 8 2の部分を溶かして偏平部 8 2 a を形成し、この偏平部 8 2 aが鍔部 8 3 bに係合することでキャップ側接触片 8 3が脱落しないように固定されている。

前記配線手 3 0 Aでは、スプリング端子 8 1の右端部が電池 4の正極に圧接され、スプリング端子 8 1の付勢力で電池 4が右方へ付勢されて、電池 4の負極が接触部 8 3 cの左端に圧接されることになる。そして、キヤッブ部材 2 0 Aをホルダ部材 1 0に対して前記所定角度の範囲内まで螺じ込むと、ホルダ側接触片 3 3の右端部が鍔部 8 3 bの左端面の外周縁部に接触して、電動モータ 7が通電されることになる。.

このように、前記電動歯間清掃ブラシ 8 0では、電動モータ 7の一方の端子にスプリング端子 8 1の基端をハンダ付けするなどして固定することが可能で、しかも、キャップ側接触片 8 3も接触部 8 3 cの両側へ露出する固定部 8 2の部分を溶かして偏平部 8 2 aを形成することで容易に組付けることが可能なる。しかも、部品点数も低減できるし、キヤップ部材 2 0 Aの構成が簡単になることから、キャップ部材 2 O Aを成形する金型などの構成も大幅に簡単化できる。

尚、前記第 1別実施例における電動歯間清掃ブラシ 4 0の配線手段を、前記第 2別実施例と同様に構成してもよい。即ち、図 1 4に示すように、スプリング端子 8 1を電動モータ 7の一方の電極に接続し、キヤップ部材 6 0 Aの奥端面に左方へ突出した円柱状の固定部 8 2を形成し、この固定部 8 2の左端近傍部にキヤッブ側接触片 8 3を取付けてもよい。尚、図 1 5に示すように、キャップ部材 6 0 Aの右半部を省略したキャップ部材 6 0 Bを設け、このキャップ部材 6 0 Bの奥端面に固定部 8 2を形成し、鍔部 8 3 bをキヤップ部材 6 0 Bの奥端面に接触させた状態でキヤップ側接触片 8 3を固定してもよい。

また、前記キヤッブ側接触片 8 3として、図 1 6に示すように、鍔部 8 3 bに開口部 8 3 aの内側へ向けて突出した係合突部 8 4を形成し、鍔部 8 3 bを固定片に装着するときに係合突部 8 4を鍔部 8 3 bの外周面に係合させて、キャップ側接触片 8 3をキャップ部材 2 0 A、 6 0 A、 6 0 Bに固定してもよい。更に、前記接触部 8 3 cは、図 1 7に示すよう、片持ち状に形成してもよい。更にまた、図 1 8に示すように、キャップ側接触片 8 3を鍔付の帽子伏に形成し、有底円筒状の接触部 8 3 dの鍔部 8 3 b付近の部分に内側へ突出した環状の突出部 8 3 eを形成し、固定部 8 2の先端近傍部に突出部 8 3 eと係合する環状溝 8 2 bを形成し、突出部 8 3 eを環伏溝 8 2 bに係合させることで、キヤップ側接触片 8 3を固定部 8 2に固定してもよい。また、偏平部 8 2 aの代わりに、接触部 8 3 cの両側へ露出する固定部 8 2の部分を溶かさないで、ホットメルトなどの接着材で接触部 8 3 cを固定部 8 2に固定してもよい。

次に、前記保持部 1 1に着脱可能に取付けることが可能な、歯間清掃ブラシ 6 以外の口腔内衛生具について説明する。

前記口腔內衛生具として、図 1 9に示すように、軸部 6 aの先端部に植毛台 9 0 aを形成し、この植毛台 9 0 aに複数の毛束 9 0 bを植設した歯ブラシ 9 0を用いてもよい。

また、前記口腔内衛生具として、図 2 0に示すように、軸部 6 aの先端部に環状の頭部 9 1 aを形成し、この頭部 9 1 aに先端が尖ったゴム部材 9 1 bを取付けた歯肉の乳頭マッサジ具 9 1を用いてもよい。

更に、前記口腔内衛生具として、図 2 1に示すように、軸部 6 aの先端部に袋状のゴム部材 9 2 aを装着し、このゴム部材 9 2 aの上面に複数の突起 9 2 bを形成した歯肉マッサージ具 9 2を用いてもよい。

更にまた、前記口腔内衛生具として、図 2 2に示すように、軸部 6 aの先端部に 1対のアーム部 9 3 aを形成し、両アーム部 9 3 aの先端部間にデンタルフロス 9 3 bが張設した、フロスュニッ卜 9 3を用いてもよい。

次に、前記振動発生手段 3による歯間清掃ブラシ 6の振動形態について説明する。.

この振動発生手段 3は、偏心錘 8を回転させることで振動を発生させるもので、図 2 3に示すように、軸部 6 aの軸心と同軸状に植毛部 6 bの鋼線を配置させた場合には、図 2 4に示すように、植毛部 6 bの先端は直 ί (振幅） R 1の円周上に沿って、右回り或いは左回りに回転することになる。このように、植毛部 6 bを軸部 6 aと同軸状に配置した場合には、植毛部 6 bを歯間に挿入して加振したときには、主に歯間周辺部分が清掃されることになる。また、加振状態で植毛部 6 bを軸芯方向へ前後移動させると、清掃効果を一層高めることが可能となる o

また、図 2 5に示すように、植毛部 6 bの鋼線を基端部から約 9 0 ° 屈曲させた場合には、図 2 6に示すように、植毛部 6 bの先端は直径（振幅） R 2の円周上に沿って、右回り或いは左回りに回転することになる。このように、植毛部 6 bを屈曲させた場合には、植毛部 6 bが歯間を進退して、主に歯間が清掃されることになる。

更に、前記振動発生手段 3においては、ホルダ部材 1 0を介して歯間清掃ブラシ 6に振動を作用させるので、ホルダ部材 1 0の保持位置により、植毛部 6 の先端部の振幅 R l、 R 2及び回転数（振動数）を調整することが可能となる。つまり、図 2 7に示すよう、ホルダ部材 1 0の保持位置を先端側へ移動させる程、振幅を拘束する作用がはたらき、振幅及び回お数は小さくなるので、強くブラッシングしたい場合には、ホルダ部材 1 0の後端部側を保持し、弱くブラッシングしたい場合には、ホルダ部材 1 0の先端部側を保持することで、ブラッシングカを調整することが可能となることが判る。

産業上の利用可能性

請求項 1に係る口腔内衛生装置では、ホルダ部材とキヤッブ部材間がシールリングで確実にシールされるまでは、ホルダ側接触片とキヤッブ側接触片とを離間させて袷電回路を分断するという簡単な構成で、キヤップ部材が緩んだ状態での振動発生手段への給電を禁止して、使用者にシール不良を知らせることで、ホルダ部材内への水等の侵入を未然に防止することが可能となる。また、シールリングによりホルダ側螺子部とキヤッブ側螺子部の嚙合部分への歯磨き水等の侵入を確実に防止することが可能となり、両螺子部の嚙合部分で歯磨き水が硬化して、キヤップ部材の lEl転操作が困難になるという不具合を防止することが可能となる請求項 2に係る口腔内衛生装匿では、ホルダ側接触片とキヤップ側接触片とで給電回路のスィッチの接触子を構成してあるので、給電回路を閉じた状態と開いた状態とに切り換えるスィツチを別途設ける必要がなく、しかもホルダ部材とキャップ部材間を確実にシールした状態で、給電回路を閉じた状態と開いた伏態とに切換えることが可能となり、スィツチ構造及びそのシール構造を簡略化して口腔相衛生装置の構成を大幅に簡単化出来る。また、閉じた伏態で水洗い等を行つても、水密性が保たれているので、水の侵入が原因とする故障や、螺子部の開閉が困難となるような固化現象が発生しない。更に、給電回路を開いた状態で、放置しておいても、シールリングの摩擦作用で、勝手に螺子が緩んだり閉まったりすることがない。

箝求項 3に係る口腔内衛生装置では、ホルダ部材とキヤップ部材間が確実にシールされていないと、スィッチを操作しても給電回路を閉じることが出来ないので、使用者にシール不良を知らせてホルダ部材内への水等の侵入を未然に防止することが可能となる。

绡求項 4に係る口腔内衛生装置では、ホルダ側螺子部とキヤップ側螺子部間にその軸方向への遊びを設けるとう簡単な構成で、キヤッブ部材を押し操作している間、給電回路を閉じることが可能となり、ホルダ側接触片とキヤッブ側接触片をブッシュスィツチの接触子として兼用することで、スィツチ構造及びそのシ一ル構造を簡略化して、口腔内衛生装置の構成を大幅に簡単化出来る。

請求項 5に係る口腔内衛生装置では、保持部に第 1スリット及び第 2スリッ卜が各々複数個形成されているので、保持部の先端は素材の弾性力により比較的大きく径方向へ拡縮することが可能となり、軸部の成形精度に比校的大きなバラツキがあっても、軸部を確実に保持して、口腔内衛生具の脱落を防止出来るとともに

、第 1スリツトを保持部の奧端面付近まで形成してあるので、保持部の奥端部に詰まった歯磨き粉等の清掃が容易になる。また、保持部はホルダ部材と一体成形することが— i能で、し力、も、口腔内衛生具の軸部も、単なる棒伏に形成出来るので、口腔內衛生装置の製作上の簡素化が図られる。

請求項 6に係る口腔内衛生装置では、保持部の先端近傍部の内周側に簡単な構成の係合突部を形成することで、口腔内衛生具の軸方向への移動が規制され、その脱落がより一層効果的に防止される。

請求項 7に係る口腔内衛生装置では、口腔内衛生具の軸部の外周に簡単な構成の突条または突起を形成することで、軸部を中心とした口腔内衛生具の回転が規制され、口腔内衛生装置の操作性がより一層向上する。

請求項 8に係る口腔内衛生装置では、振動発生手段にスブリング端子を取付け

、キャップ部 Wに I 部と接触部とからなるキヤッブ側接触片を設けてあるので、キャップ部材の構成を大幅に簡単化できるとともに、キャップ部材にスプリング端子を固定する場合と比絞して、スプリング端子の組付作業を大幅に簡単化できる

蹐求項 9に係る口腔内衛生装では、固定部に対してキヤッブ側接触片を圧入し、係合突部を固定部の外周面に係合させることで、キャップ側接触片をキヤップ部材に容易に固定することが可能となる。

請求項 1 0に係る口腔内衛生装置では、固定部にキャップ側接触片を装着した状態で、接触部の両側へ露出した固定部の部分を溶かして偏平部を形成し、この偏平部によりキヤップ側接触片の脱落を規制することで、キヤップ側接触片をキャップ部材に容易に固定することが可能となる。

請求項 1 1に係る口腔内衛生装置では、請求項 1と同様に、シールリングでホルダ部材とキヤッブ部材間が確実にシールされるまでは、給電回路が閉じられず、振動発生手段を駆動することが出来ないので、これにより使 ffl者に対してシ一ルが確実にはなされていないことを知らせることになるとともに、シールリングによりホルダ側螺子部とキヤップ側螺子部の嚙合部分への歯磨き水等の侵入を確実に防止することが可能となる。また、請求項 5と同様に、保持部には、第 1 スリット及び第 2スリッ卜が各々複数個形成されているので、保持部の先端は、素材の弾性力により比較的大きく怪方向へ拡縮することが可能となり、軸部の成形精度に比較的大きなバラツキがあっても、軸部を確実に保持して、口腔内衛生具の脱落を防止出来るとともに、第 1スリットを保持部の奥端面付近まで形成してあるので、保持部の奥端部に詰まった歯磨き粉等の清掃が容易になる。更に、請求項 8と同様に、振動発生手段にスプリング端子を取付け、キャップ部材に鍔部と接触部とからなるキヤップ側接触片を設けてあるので、キヤップ部材の構成を大幅に簡単化できるとともに、キャップ部材にスプリング端子を固定する場合と比較して、スプリング端子の組付作業を大幅に簡単化できる。

Claims

諧求の範囲

1 . 内部に電池を収容可能なホルダ部材であって、一端部にホルダ側螺子部が形成され、他端部が液密状に閉鎖されたホルダ部材と、

前記ホルダ部材の他端部に着脱可能に取付けられた口腔内衛生具であって、軸部の先端に歯ブラシゃ歯間清掃ブラシゃ歯肉マッサージ具や歯肉の乳頭マッサージ具などを設けた口腔内衛生具と、

前記ホルダ部材の他端部内に収容され、ホルダ部材を介して口腔内衛生具を加振する振動発生手段と、

前記ホルダ側螺子部に螺合するキヤッブ側螺子部を有し、ホルダ部材の一端部に着脱可能に取付けられてホルダ部材の一端の開口部を閉鎖するキヤッブ部材と前記ホルダ部材またはキヤップ部材の一方における両部材の嚙合端開放側の部分に装着され、ホルダ部材に对するキヤップ部材の螺じ込み後期から螺じ込み完了までの所定角度の範囲内においてキヤッブ部材またはホルダ部材に圧接されてホルダ部材とキヤップ部材間をシ一ルするシールリングと、

前記ホルダ部材とキヤップ部材とに夫々設けられ、ホルダ部材に対してキヤップ部材を嫘合させることで相互に接近し、前記所定角度の範囲内において接触して振動発生手段への給電回路を閉じるホルダ側接触片及びキヤップ側接触片と、を備えたことを特徴とする口腔内衛生装置。

2 . 前記ホルダ側接触片とキヤップ側接触片とで給電回路のスィッチの接触子を構成し、キャップ部材を前記所定角度の範囲内において回転操作することで、給電回路を閉じた状態と開いた状態とに切換えるように構成したことを特徴とする蹐求項 1に記載の口腔内衛生装置。

3 . 前記ホルダ部材またはキヤッブ部材に給電回路を閉じた状態と開いた状態とに切り換えるスィツチを設けたことを特徴とする請求項 1に記載の Π腔内衛生装

IS

4 . 前記ホルダ側螺子部とキヤッブ側螺子部間にその轴方向への遊びを設けるとともに、電池の一方の極に圧接されるスプリング端子を設け、このスプリング端子の付勢力でキャッブ部材をホルダ部材とは反対側へ付勢したことを特徴とする請求項 1に記載の口腔内衛生装置。

5 . 内部に電池を収容可能なホルダ部材と、

前記ホルダ部材の一端部を液密状に閉鎖可能なキヤップ部材と、

軸部の先端に歯ブラシゃ歯間清掃ブラシゃ歯肉マッサージ具や歯肉の乳頭マッサージ具などを設けた口腔内衛生具と、

前記ホルダ部材の他端部を液密状に閉鎖し且つ内部に口腔内衛生具の軸部の基端を保持可能な有底円筒状の保持部であって、先端から奥端面付近まで延びる第 1 スリットと、先端から奧端面側へ延びる第 1スリットよりも短い第 2スリットとが各々複数個形成された保持部と、

を備えたことを特徴とする口腔内衛生装置。

6 . 前記保持部の先端近傍部の内周側に口腔内衛生具の軸部の軸方向への移動を規制する係合突部を形成したことを特徴とする請求項 5に記載の口腔内衛生装置

7 . 前記口腔内衛生具の軸部の外周に第 1又は第 2スリツ卜に係合する突起または軸方向向きの突条を形成したことを特徴とする請求項 5又は 6に記載の口腔内衛生装置。

8 . 内部に電池を収容可能なホルダ部材であって、一端が開口され、他端が液密状に閉鎖されたホルダ部材と、

前記ホルダ部材の一端の開口部を液密状に閉鎖する有底円筒状のキヤップ部材であって、奥端面の中央部に固定部が突出状に形成されたキヤップ部材と、前記ホルダ部材の他端部に着脱可能に取付けられた口腔内衛生具であって、軸部の先端に歯ブラシゃ歯間清掃ブラシゃ歯肉マッサージ具や歯肉の乳頭マッサ一ジ具などを設けた口腔内衛生具と、

前記ホルダ部材の内壁面に沿って軸方向向きに延設され、一端がホルダ部材の Z4

—端部付近に配置され、他端が振動発生手段に電気的に接続されたホルダ側接角虫片と、

前記固定部に取付けられたキヤップ側接触片であって、固定部に外嵌されホルダ側接触片に摺接可能な環状の鍔部と、鍔部から固定部の先端の前側へ延びる接触部とを有するキヤップ側接触片と、

—端が振動発生手段に電気的に接続され、他端がホルダ部材内に収容された電池の一方の電極に当接可能に配置され、ホルダ部材にキヤッブ部材を取付けた状態で、他端が電池の一方の電極に圧接されるとともに電池の他方の電極をキヤップ側接触片の接触部に圧接させるスブリング端子と、

を備えたことを特徴とする口腔内衛生装置。

9 . 前記固定部が挿通する鍔部の開口部に内側へ向けて突出し固定部に係合する係合突部を形成したことを特徵とする請求項 8に記載の口腔内衛生装置。

1 0 . 前記固定部の先端部を跨いで接触部を設け、接触部の両側へ露出した固定部の部分を溶かして形成した偏平部を介して、キヤッブ側接触片をキヤッブ部材に固定したことを特徴とする請求項 8に記載の口腔内衛生装置。

1 1 . —端部にホルダ側螺了'部が形成され、内部に電池を収容可能なホルダ部材と、

前記ホルダ部材の一端部に取付けられてホルダ部材の一端の開 U部を閉鎖する有底円筒状のキヤッブ部材であって、先端部にホルダ側螺子部に螺合するキヤップ側螺子部が形成され、奥端面の屮央部に固定部が突出状に形成されたキャップ部材と、

軸部の先端に歯ブラシゃ歯間清掃ブラシゃ歯肉マッサージ具や歯肉の乳頭マッサージ具などを設けた口腔內衛生具と、

前記ホルダ部材の他端部を閉鎖し且つ内部に口腔内衛生具の軸部の基端を保持可能な有底円筒状の保持部であって、先端から奥端面付近まで延びる複数の第 1 スリットと、先端から奥端面側へ延びる第 1 スリツ卜よりも短い複数の第 2スリットとが形成された保持部と、

前記ホルダ部材の他端部内に収容され、ホルダ部材を介して口腔内衛生具を加振する振動発生手段と、 Z5

前記ホルダ部材またはキヤッブ部材の一方における両部材の嚙合端開放側の部分に装着され、ホルダ部材に対するキヤッブ部材の螺じ込み後期から螺じ込み完了までの所定角度の範囲内においてキヤッブ部材またはホルダ部材に圧接されてホルダ部材とキヤップ部材間をシールするシールリングと、

前記ホルダ部材の内壁面に沿って軸方向向きに延設され、一端がホルダ部材の一端部付近に配置され、他端が振動発生手段に電気的に接続されたホルダ側接触片と、

前記固定部に取付けられたキヤッブ側接触片であって、固定部に外嵌された環状の鍔部と、鍔部から固定部の先端の前側へ延びる接触部とを有し、ホルダ部材に対してキヤッブ部材を螺合させることで鍔部がホルダ側接触片に接近し、前記所定角度の IE囲内において鍔部がホルダ側接触片に接触して振動発生手段への袷電回路を閉じるキヤッブ側接触片と、

—端が振動発生手段に電気的に接続され、他端がホルダ部材内に収容された電池の一方の電極に当接可能に配置され、ホルダ部材にキヤッブ部材を取付けた状態で、他端が電池の一方の電極に圧接されるとともに電池の他方の電極をキヤップ側接触片の接触部に圧接させるスプリング端子と、

を備えたことを特徴とする口腔内衛生装置。